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角野防災キャンプの思い出【2日目】

2019年8月7日 16時34分

 防災キャンプ2日目は着衣水泳訓練の実施と角野校区防災訓練での体験学習がありました。

 中学生リーダーたちは児童たちのお手本となるべく、訓練や体験学習に意欲的に参加しました。

 

 

 着衣水泳では「人は浮かぶのか?」というテーマで、講師の先生から指導を受けた後、角野小学校プ

ルに移動して児童たちとともに泳ぎました。

 ペットボトルを詰め込んだネットを利用すれば、長時間浮き続けることができること分かりました。

 児童生徒たちが一番驚いたことは、キャンプや釣りの際に使用するクーラーボックスを使えば、浮き輪

や筏と同じ働きをするということでした。

 ふたを閉めたクーラーボックスを使えば、子どもであれば2人以上水の上に浮かぶことができました。

 

 

 後半の角野校区防災訓練では、煙体験、土嚢づくり、起震車体験、梯子車救助体験など、普段経験する

ことのない体験活動に参加することができました。

 煙体験では、姿勢を低くしながら先が見えない校舎の通路を進みました。

 土嚢づくりでは、効率よく土嚢を作る工夫や、土嚢のもととなる土がない場合の対応、水に流されにく

くする工夫を地域の方々から教わりました。

 起震車体験では、震度7の地震を体験しました。これまで体験したことのない地震に、生徒たちは驚き

を隠せませんでした。

 「本物の地震が来るときには、心の準備をする余裕はなく、パニックになってしまうと思いました。」

という生徒の言葉に、一同うなづきました。

 はしご車の救助体験では、校舎屋上に避難した想定で、消防隊員の方々に救助していただきました。

 体験活動を終えてからは、カレーライスをいただきました。

 最後に反省会を行い、防災についての感想を発表し合いました。

 

 

 角野校区は、各地域で防災活動が活発に行われています。

 角野公民館の防災倉庫には、災害時に備えて様々な備品が保管されていました。

 「自分の身は自分で守る」ということはもちろんのこと、災害時には地域の一員として中学生にも活躍

してほしいと思います。

 この体験活動に参加した中学生リーダーたちを中心に、角野中学校でも防災の意識を高めていきたいと

思います。

 この二日間、子どもたちを支えていただきました地域並びに保護者の皆様、関係機関の皆様、本当にあ

りがとうございました。